たくさんの「お気遣い」という優しさに守られながら、無事に手術を終えることができました。
7日の朝9時に始まった手術。私が意識を取り戻したのは、夕方の4時でした。
8時間。執刀医の先生をはじめとするドクターチームが、この私のためにそれほど長い時間を費やしてくださった事実に、ただ驚くばかりでした。
お礼を言いたかったのに、先生の姿を見た瞬間、言葉より先に涙がこぼれました。
差し出した私の手と、強く握手を交わしてくださいました。
私の中での先生は、どこかクールでドライな印象でした。けれど、触れた手は大きく、力強く、そして驚くほどしなやかで。
「神の手」という言葉は、まさに先生のためにあるのだと確信いたしました。
手術の成功を告げられたときの先生の眩しい笑顔は、私にとって一生忘れることのない、心のお守りです。
手術の前日、私の曖昧な態度を先生が真剣に叱ってくださったこと、今でも鮮明に覚えています。
あのとき、私の命と真っ正面から向き合ってくださったからこそ、私は覚悟を決めることができました。
手術を終え、管に繋がれたICUの夜は想像以上に過酷なものでした。
激しい痛みと戦い、一向に進まない時計の針を眺めながら、心が折れそうになる瞬間が何度も訪れました。
しかしそのたび、「先生方が8時間ものあいだ全力を尽くしてくださったのだから」と自分を奮い立たせ、長い夜を耐え抜くことができました。
一睡もできずに迎えた朝、ICUのスタッフの皆様の温かい声に送られ、無事に病室へと戻ることができました。
先生が守ってくださったこの命を、大切に繋いでまいります。
やっと自由な身体に戻れてホッとしたのも束の間、まさかの展開が…!